新型コロナウイルスが落ち着く気配はなく、また「電車内ではマスク着用を」と言われました。やはりどこへ行くにもマスクが必須な時代ですね。それでも、未だに外出時にマスクをうっかり忘れてしまうことがあります。また、マスクをつけていても、ゴムが切れたり破けたり、汚れたり…と、交換が必要になることもあるかと思います。
マスクを忘れた!
マスクが壊れた!汚れた!
そんなときに備えて、マスクポーチがあると便利です!予備マスクがくしゃくしゃにならず、汚れにくいので、持ち運びにとても役立ちます!
縫い代が表に出ないため、ミシンがなければ手縫いでもできます!1時間かからず簡単に作れるので、ぜひ作ってみてください!
材料
- 表地 縦32cm×横24cm 1枚
- 裏地 縦32cm×横24cm 1枚
- 接着芯 縦32cm×横24cm 1枚
- プラスナップ 13~14mm 2個
作り方
接着芯を貼る
1.表地の裏面が見えるように置き、その上に接着芯を置く。
表地と接着芯が外表になる(それぞれの裏が合わさる)ようにする。
接着芯の裏は糊がついているため、キラキラしている!
2.あて布(アイロンをかけるようなハンカチなど、綿の布)を置く。
3.アイロンを低~中温で当てて、接着芯を貼っていく。
接着芯を貼るときは、アイロンを動かさず10秒ほど押し当てるようにする。
冷めるまで動かさないのがきれいに貼れるコツ!
ふた部分を作る
2.表地と裏地を中表に合わせる(表地と裏地の表面どうしが合わさるように)。
3.ふたになる方の角を図のように測り、なだらかなカーブになるように線でつなぐ。
4.表地と裏地を一緒に、線に合わせて裁断する。
縫い合わせる
1.中表に合わせたまま、ふたと反対側の短い辺を縫い代1cmでミシンをかける。
2.縫い代を割り、外表に折り返す。
アイロンで整える。
3.折り返したところに端ミシンをかける(縫い代3~5mmくらい)。
4.2で折り返した端から11cmを測り、表地だけ折り上げる。
裏に返して同じように裏地だけを折り上げる。
表地、裏地がそれぞれ中表になる。
5.両端、ふた部分を、表地と裏地を一緒に縫い代1cmで縫う。
図のように、ふたになる部分に返し口として10cmくらい開けておく。
縫い始めと縫い終わりは必ず返し縫いをする。
6.カーブに裁ちばさみで切り込みを入れ、アイロンで縫い代を割る。
両面から縫い代を割っておくと、あとできれいに表に返しやすい。
返し口にもきれいにアイロンをかけておくと、表に返したときにきれいに仕上がる!
7.返し口(ふたの縫い残した部分)から表に返す。
角も目打ちなどを使ってきれいに出しておく。
8.返し口をきれいに整え、縦まつりまたはコの字とじでかがる。
9.一度アイロンで整えてからふたの部分に端ミシンをかける(縫い代3~5mmくらい)。
10.スナップをつける。
図のように、ふたの中心から外側に5cm、上から2cmのところに目打ちで穴をあけ、スナップをつける。
スナップの付け方は説明書を参考にする(商品により異なる可能性がある)。
11.受ける方のパーツは、底から12cmくらいのところで実際にふた折り、10でつけたパーツの跡がついた場所に印をするときれいに合う。
完成
マスク5枚入れても余裕のあるマスクポーチになりました。
ふたがあるのでマスクが汚れにくいですが、衛生面を考慮すると、チャック袋などにいれてからこのポーチに入れると良いかと思います。
少しふたが短かったかなと思いますが、開け閉めを考えるとこのくらいがちょうどよさそうです。
ふたをもっと長くしたい場合は、布の縦の長さを3~4cm伸ばしてみると良いと思います。
マスクの他、通帳入れなどにも使える大きさです。
スナップを1つにしたり、ふたを長くしたりしてアレンジしてみてください!
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