【型紙不要】初心者でも簡単!股下スナップのベビー袴風ガウチョパンツの作り方【図、写真解説】

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ベビー服

普段着になる袴風のベビーガウチョパンツの作り方をまとめました。
おむつ交換、お着替えがしやすいように股下スナップにしています。

お正月にひなまつり、こどもの日、お誕生日…
と、意外と着る機会の多い袴ですが、
本格的な和服はちょっと手が出にくいかと思います。

それなら、思い切って作ってしまいましょう!

せっかくなら、お祝いにも日常的にも着れる袴風のお洋服はいかがでしょうか?

ズボンは難しい!と思っているかもしれませんが、案外簡単にできるものです!

ぜひお気に入りの柄の布を用意して、一緒に作ってみましょう!

使うもの

  • 前ズボン 縦44cm×横33cm 2枚
  • 後ズボン 縦46cm×横33cm 2枚
  • ベルト用布 縦ウエスト1周の長さ(実寸)+2cm×横9cm
  • プラスナップ 13mmくらいの大きさ 6~8個 (100円ショップで購入可能)
  • ゴム 幅3cm×ウエストの長さ 1本

サイズは80cmくらいの仕上がりになります。

作り方

裁断する

1.前ズボン、後ズボンの布をそれぞれ中表に合わせる。

2.図のように布に直接線を引く。

前ズボン
後ズボン

3.前ズボン、後ズボンをそれぞれ2枚重ねたまま、図の赤線に沿って裁断する。

前ズボン
後ズボン

前ズボンを作る

タックを作る

1.前ズボンを裏向きに置き、カーブのある端から6cm、3cmのところに印をつける。

前身頃(裏)

2.直線のほうの端からも同様に、6cm、3cmのところに印をつける。

前身頃(裏)

3.図の赤点同士、灰色点同士を合わせて、直線のほうに向かって倒す。

前身頃(裏)
イメージ図

5.仕付け糸でずれないように縫い付けて押さえる。

ここでタックにアイロンを当てておくときれいに仕上げやすい!

6.もう一枚も同様にする。

組み立てる

1.前ズボンと後ズボンを中表に合わせ、直線のほうを縫い合わせる。

2.縫い代をジグザグミシンやロックミシンなどで始末をする。

3.ズボンを広げ、前ズボンと後ズボンそれぞれの股上になるカーブ部分を合わせてミシンで縫う。

4.股上の縫い代をジグザグミシンやロックミシンなどで始末する。

5.股上の縫い代を倒し、縫い目に近いところで端ミシンをかける。
 縫い代を倒す向きはどちらでも良い。

裏から見た様子
表からみた様子

表から縫い目が見えるため、丁寧に縫う!

6.股下を1cm、1.5cmで三つ折りにし、アイロンで整える。
 前後のズボンをそれぞれ同じようにする。

7.6で折った股下の三つ折り部分を端ミシンで押さえる。

股下スナップをつける

1.だいたいの位置にスナップを置いて配置を決める。

2.定規を使って均等になるように測り、スナップをつける位置に待ち針を打つ。

3.お使いのプラスナップの説明書を参考に、スナップをつけていく。
 100円ショップのプラスナップを使う場合は、パッケージ裏に書いてある。

ウエストベルトを作る

1.ベルト用の布を中表に折り、縫い代1cmで図のように縫う。

2.縫い代をアイロンで割る。
 1で縫っていない部分がゴムの通し口になる。補強したい場合は、この通し口の周りをミシンで四角く囲うように縫うと良い。

3.1cmだけ縫ったほうの端(上の写真ではベルト布の下側)を1cm裏に折り、アイロンで整える。

4.ズボン本体と中表になるように写真のように合わる。
 ベルト布の1cm折っていないほうの端とズボンの端を合わせる。
 ベルトの縫い合わせた線と後ズボンの真ん中をそろえて留め、そのあとぐるっと一周待ち針で留める。
 ミシンで縫い代1cmで縫う。

5.ベルトを裏に半分折り返し、3で折った端と4で縫ったミシンの縫い目を合わせる。
 ずれないように待ち針でぐるっと一周留めておく。

6.ベルトの下部分と上端に端ミシンをかける。

表から縫い目が見えるため、丁寧に縫う!

7.表に返し、ゴムを入れる。
 ゴムは端を1~2cmくらい重ね、ミシンまたは手縫いで縫い合わせる。

完成

袴風ベビーガウチョパンツの出来上がりです!

リボンを作って安全ピンなどでくっつけると袴風パンツとして使えます!
リボンがなくても普段着として活躍しそうです。
(リボンの作り方はまたまとめようと思います。)

裾が広がっているので、夏に涼しく着られると思います。

ぜひ、夏に向けて、季節のイベントに向けて作ってみてください!

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