お裁縫をしていると、ときどき「袋縫い」という言葉を聞いたり目にしたりします。
なんだか難しそうに聞こえますが、実はとってもシンプルで便利な縫い方なんです!
実は、私は結構好きでよく使っている縫い方でもあります!
そこで、この記事では
- 袋縫いとはなにか
- どんなときに使うのか
- どうやって縫うのか
をまとめました。
これを読めば、袋縫いを使いこなせるようになります!
ぜひ最後までご覧ください!
袋縫いとは?
インターネットで袋縫いの言葉の意味を調べると、
ふくろ‐ぬい〔‐ぬひ〕【袋縫い】
デジタル大辞泉(小学館)https://kotobank.jp/word/%E8%A2%8B%E7%B8%AB%E3%81%84-617651
縫い代しろがほつれないように中縫いをする方法。最初に布の表を出して端を浅く縫ったのち、裏返して本縫いをする。
と出てきます。
イメージで言うと、雑誌の袋とじのような出来上がりになり、縫い代(布の端)がほつれてこない丈夫な縫い方になります。
どんなときに使うの?
手提げかばんやトートバッグ、ブラウスの脇など、丈夫に仕上げたいところ、縫い代をほつれないようにきれいに始末したいときによく使います。
トートバッグなどかばん類は裏地をつければ縫い代の始末は不要ですが、丈夫な布で裏地なしで作る場合はこの袋縫いができるととても便利です。
ロックミシンより時間はかかりますが、その分きれいで丈夫に仕上がります。
縫い方
縫い代1.5cmとっている場合で説明します。
1.布を外表に合わせる。
2.縫い代0.5cmでミシンで縫い合わせる。
3.縫い代をアイロンで割る。
4.端がほつれている場合は、裁ちばさみや糸切りばさみで切っておく。
5.布を裏に返す(布が中表になる)。
6.本線(縫い代1cmの位置、出来上がりの線)をミシンで縫い合わせる。
7.袋縫いの完成!
布の端がくるまれて、縫い代がきれいに仕上がりました。
表にほつれた糸が飛び出ていたら、糸切りばさみでそっと切っておきます。
袋縫いを使った作品
袋縫いを使っている作品をまとめておきます。
ぜひ作ってみてください!
まとめ
いかがでしたか?
縫い代(布の端)の始末に使えるので、ロックミシンがない人でも、裁縫のハードルが下がったのではないでしょうか?
そして、今まで思っていたよりも作れる作品がある!と思ってきたかもしれません!
袋縫いの他にもいろいろな縫い方があるので、それはまた別記事で紹介します。
縫い方の幅が広がると作りたい作品、作れる作品の幅が広がります!
皆さまの参考になったら嬉しいです!
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