【型紙製図】初心者でも30分で完成!図でわかるVネックブラウスの型紙の描き方

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大人服

大人用MサイズのVネックブラウスの型紙の製図方法を紹介します。

本来、製図には基本尺というものを使用しますが、今回は定規のみで初心者でも簡単に描ける型紙です。

型紙なしでできるお裁縫は気軽にできますが、型紙があるともう一度同じものを作りたい!というときにすぐに裁断できて便利です!

オーバーサイズになっているので、これからの夏の季節でもさらっと涼しく着れるデザインです。
私は、義母の還暦祝いに、ちゃんちゃんこの代わりに赤い布でこのブラウスを作りました。

ぜひ型紙作成から挑戦してみてください!

ブラウスの作り方はこちら

用意するもの

  • 紙(ハトロン紙、模造紙、大きめのカレンダーなど)
  • 定規
  • 筆記用具(鉛筆やシャーペン、消しゴム)
  • カーブ定規(フリーハンドで問題ないけど、あると便利)
  • はさみ(最後に型紙を切るときに使う)

今回は模造紙を使います。

製図の仕方

前身頃の製図

製図の準備

1.紙の上、左に線を引く

横長に置き、紙の上から5cmと左から5cmに線を引く。
製図の際に上や左に基本の枠からはみ出ることがあるので、先に余白を作っておく。

2.基本の枠を描く

1で描いた線を基準に、縦63cm、横41.5cmの枠を描く。
この中に前身頃を製図していく。

襟ぐりを描く

1.左上から下に10cm、右に12cm測り、線で結ぶ。

2.つないだ線の右上から5cmの位置をとり、右下に垂直に2cm測る。

3.1、2の各点をなだらかにつなぐ。

袖と脇を描く

1.右上から下に7cmはかり、襟ぐりの点と結ぶ。
 ここが肩のラインになる。

2.右上から7cm測った位置からさらに21cm下に図る。
 ここが袖口になる。

3.2でとった位置から左に10cm測り、右下から10cm左の位置と結ぶ。

4.3で引いた線を下から20cm、15cm上に向かって測る。

5.下から20cmの位置と2で測った点を結ぶ。

6.5で結んだ線を右上から6cm測り、図の赤い点に向かって3cmの位置をとる。

7.図の各点をなだらかにつなぐ。

後見頃の製図

製図の準備

製図の準備は前身頃と同じ

前身頃を模造紙の左半分に描いたので、残りの右半分に描いていきます。

基準になる線、基本の枠を描く。
基本の枠は前身頃と同様、縦63cm、横41.5cmの大きさ。

襟ぐりを描く

1.左上から右に12cm測り、そこから上に2cmの位置を測る。

2.左上から下に6cmの位置と1で取った点を結ぶ。

3.2で引いた線を右上から4cm、そこから垂直に右下に向かって2.5cm測る。

4.1~3の各点をなだらかにつなぐ。

袖、脇を描く

1.右上から5cm下へ測り、襟ぐりの点と結ぶ。
 ここが肩のラインになる。

2.1で測った上から5cmの位置からさらに23cm下を測る。
 ここが袖口になる。

3.2で測った位置から左に10cm測り、右下から10cm左の位置と結ぶ。
 (ここからは前身頃と同じ)

4.3の線を下から上に向かって20cm、15cmを測る。

5.下から20cmの位置と2で測った点を結ぶ。

6.5で結んだ線を右上から6cm測り、図の赤い点に向かって3cmの位置をとる。

7.図の各点をなだらかにつなぐ。

完成

図の赤線部分をはさみで切る。

これで型紙の完成!

あとは、布にのせて裁断して縫っていけば形になります。
作り方はこちらからご覧ください。

襟ぐりが広いので、各製図の左上から右に向かって測るサイズを12cmから10cmにしてもよさそうです。
また、お好みに合わせて丈を伸ばしたり脇を詰めたりしてください。

布を裁断してから大きさが合わなかった!となるともったいないので、型紙を描いて切って、体に当ててみると良いかもしれません。

今後もいろいろな製図の方法を紹介していきたいと思います。

それでは、楽しいお裁縫生活を!

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