ズボンの裾が長い!スカートのまつり縫いがほどけた!
そんな経験はありませんか?
この記事では、まつり縫いでズボンやスカートの裾上げをする方法をまとめています。
裾上げテープを使うのも良いですが、まつり縫いができるとちょっとしたお直しにも便利です!
写真や図で詳しく説明しているので、まつり縫いが初めての方でも簡単にできます。
ぜひ最後までご覧ください。
まつり縫いとは
まつり縫いは、生地の表に縫い目が目立たないように縫い留める方法のことを言います。
流しまつり縫いと縦まつり縫いがあり、それぞれ縫い目の形が違いますが、縫い目が目立たないようにするという目的は同じです。
流しまつり縫いは、主にズボンやスカートの丈を直したりするのに使い、縦まつり縫いはワッペンなどをつけるときに主に使います。
今回は、ズボンの裾上げなので、流しまつり縫いを使います。
使うもの
- ミシン糸または手縫い糸#60(布と同じ色か近い色が目立ちにくい)
- 縫い針
縫い方
1.仕上がりの丈を決めて、何cm折り上げるか決める。
アイロンで整えて、裾がずれないように待ち針で留める。
仕付け糸で縫い留めておくとさらにずれにくくなる。
2.まつり縫いをする。
玉結びをして縫い代の裏側から針を出す。
3.最初の目から1~2cmくらい左の布地を一目すくう。
この時、生地の糸2本分くらいをすくうようにする。
大きくすくってしまうと、表からまつった糸が見えてしまうため、慎重に!
4.一目すくったらそのすぐ上の縫い代部分の裏側から針を出す。
5.これを繰り返していくと、縫い目が斜めになる。
一周まつり終わったら、縫い代の裏側で玉留めをし、目立たないようにする。
まつりながら、時々糸が突っ張らないようになじませると仕上がりがきれいになる!
縫ったところの布を表裏から親指と人差し指で挟んで、
縫はじめから縫い終わりの方向にこするように引っ張ると○
完成!
表から見ると、縫い目が見えずきれいに仕上がります。
実際の縫い目は画像まんなかあたりですが、黒い糸が見えていません!
裾上げテープなどを使うととても楽に簡単に早く裾上げができますが、丈を再度調整したいときにテープを外す必要があり、テープ跡が残りやすいです。
その点、まつり縫いでは糸をほどけばすぐお直しできるので、縫う時間はかかりますがおすすめです!
まつり縫いは、裾上げ以外にも表に糸を見せないようにしたいときに使えるので、マスターめざしましょう!
縦まつり縫いの縫い方も今後アップ予定です。
しばらくお待ちください…!
コメント